仮面ライダー・スーパー戦隊、全部見る!

タイトル通り、全部見ます!

仮面ライダークウガ EPISODE5「距離」

 

ストーリーガイド

 

古代文字の解読のため研究室で夜を明かした桜子は

同じ研究室のジャン・ミッシェル・ソレルから

東京に未確認生命体が現れた事を

警察が認めたというニュースを聞かされる。

五代の身を案じる桜子。

 

一方、一条は五代に会うため喫茶ポレポレを訪れていた。

だが、五代は外出しており、マスターである

玉三郎(かざりたまさぶろう)の益体も無い話に付き合わされる。

ようやく帰宅した五代を見て、ホッとした表情を見せる一条。

 

一条が五代に会いにきたのは

高校の同級生で、法医学士の椿修一(つぱきしゅういち)の所へ

五代を連れていくためだった。

椿の元で、身体の検査を受ける五代。

検査で判明した事は、その肉体が未確認生命体と

同様の変化を遂げつつあるという事

そして、体内にあるベルトから、神経のようなものが

伸びており、脳内に到達すれば、未確認生命体と同じ

戦うための生物兵器の様になるかも知れない、という事だった。

 

病院を後にする二人にの前に

その身を案じていた桜子が現れる。

五代の話振りや、トライチェイサー2000を警察から

提供された事を知り、「五代君を止めてって言ったのに」と

一条に食ってかかる桜子。

五代はいつも通りの飄々とした様子を見せて桜子を怒らせてしまう。

 

警視庁へ帰還した一条は警視庁警備部長である

松倉貞雄(まつくらさだお)から

トライチェイサー2000をクウガに提供した事について詰問される。

一条はクウガが味方である事

何かあった時は自分が射殺する事などを確約し

未確認生命体4号を射殺の対象から外すよう松倉を説得する。

 

松倉との話し合いを終えた一条は、杉田から

不審な墜落死が頻発しているとの報告を受ける。

それは、驚異的な跳躍力を持つ

バッタ種怪人、ズ・バヅー・バの犯行であった。

人々を次々に殺害していくズ・バヅー・バ。

 

五代は未確認生命体出現の連絡を受け変身、杉並区へ向かう。

今まさに高所から突き落とされる警官の姿があったが

間一髪、それを受け止めるクウガ

 

ズ・バヅー・バは、クウガの姿を見ると

挑発をおこない、ビルの谷間

吹き抜けになったような空間へクウガを誘い込む。

その驚異的な跳躍力を活かし、立体的な攻撃を繰り出す。

クウガも、対抗するが、その身軽な動きに翻弄され全く手も足も出ない。

 

何とかしなくては、そうクウガが思った瞬間

身体が青く変化する。

 

クウガ、ドラゴンフォームへの変身である。

 

この変身によりクウガ

ズ・バヅー・バの跳躍力とスピードと同等の力を得たものの

赤いクウガ(マイティフォーム)の時とはパンチ力が

弱まっている事に気づく。

 

ビルの谷間をジャンプで逃げるズ・バヅー・バ。

追跡するクウガ

 

決定的な打撃力に欠けるクウガ

ズ・バヅー・バを倒す事はできず

逆に高層ビルの屋上から地上に叩きつけられてしまう・・

 

EPISODE5感想

 

EPISODE5、ドラゴンフォーム初登場回。

今回は、ポレポレのマスターや

研究室のジャンなど、今後の物語を彩るキャラクターも初登場。

クウガには、あまりキャラクターイメージを損なうような

過剰なギャグ演出などもないので

序盤にポレポレでマスターの長話に付き合わされたあとに

五代くんがやってきた時の一条さんの「助かった」

って感じの表情は必見。

あと世界最高峰のチョマランマをチョモラマンと

言い間違えてるマスターへ、さりげなく訂正を入れておいてくれ

と五代くんに頼むのも、何か武骨で不器用な感じが実にいい。

 

3、4話でポイントとなった一条さんと五代くんの共闘。

今回はそれに引き続いて、桜子さんが五代くんの戦いを

どう認めていくか、という話。

かつてない様な、命を賭けるであろう戦いに

ほいほいのっていく五代くんを見るのは

さぞや複雑な気持ちだろう。

1話において、自身の古代文字の解読結果が

五代くんを遺跡に向かわせた訳で、尚更責任を感じているだろうし。

次話以降、いかにして彼女が五代くんの戦いを

サポートする決意をするのだろうか。

 

今回は、警察仕様のトライチェイサー2000が

何の前触れも無くクウガ仕様に変身する。

金色パーツを散りばめた、いかにもクウガという感じだが

色味を抑えた渋い警察仕様も捨てがたい。 

 

怪人査定 

今回登場のズ・バヅー・バは、まだ死亡していないので

細かい分析は避けよう。

 

今回グロンギの集会では、前回出てきた4人とは別の

ライターを頻繁にカチャカチャやる男が現れている。

かなり早い段階から、今後の敵の存在を仄めかすのも

けっこうクウガの特徴的なところだと思う。

ゲゲルに参加する儀式のようなものも見れて結構興味深い。

コウモリ怪人、ズ・ゴオマ・グは審判員の様な仕事をしている。

バラのタトゥの女に思い切りビンタされたりしてちょっと可哀想だ。

 

グロンギ同士の会話は、対訳版という

会話内容が字幕表示されるバージョンがあるのだが

私の契約している東映特撮ファンクラブで見られるのは

TV放映版で、 彼らの会話内容はハッキリとわからない。

解釈違いの部分も出てくるかも知れないがご容赦頂きたい。