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仮面ライダークウガ EPISODE6「青龍」

 

ストーリーガイド

ズ・バヅー・バとの戦闘で高層ビルから落下したクウガ

容赦ない追撃に危機を迎える。

乱戦の最中、一条が援護に駆けつけるが

揉み合いになったクウガへの誤射を恐れて発砲できないでいた。

ズ・バヅー・バは再びクウガを高所から叩きつけるため

その身体を担いで、跳躍しようとしたが

吹きつけてきた強風を見て、攻撃を中断し去っていく。

 

一条から、クウガが青い戦士に変わったことや

戦闘で大きなダメージを受け、病院にいると聞かされた桜子は

慌てて病院へ向かうが、五代は「大丈夫」と平気な顔だ。

そのまま病院を後にする五代だが

実際には、身体のダメージは大きく

夜の街で一人、苦悶の表情を浮かべていた。

 

病院に残された桜子は、そこで椿から

五代の身体の状態を聞き、一条から

五代を止められなかった事についての謝罪を受ける。

「似てるんです、彼は私に。

 だから、止めても止められないって事もわかってしまって」と。

 

翌日、桜子は五代に会いに喫茶ポレポレへと向かうが

直前で足を止めてしまう。複雑な想いを抱いたまま

その場を去った桜子は、五代の妹、みのりに会いに行く。

保育園で彼女から事の顛末を聞いたみのりだが

「今までお兄ちゃん信じてダメだった事、一つもなかったから」と

五代への大きな信頼感を桜子に見せる。

桜子は、五代の怪我の心配もあるが

自分が様々な恐ろしい出来事から

逃げたいという意識もある事を、みのりに告白する。

 

一方、警察の会議に出席していた一条は

現場の検証や、椿からの検死報告を受け

多発している墜落死に関して、未確認生命体の関与がある事を報告する。

そして、事件が一定範囲内の中心にある工場の煙が

流れてくる場所を避けて発生している事を突き止め

今後の事件発生地域を推測し、パトロールを開始する。

ほどなくして、警察無線で未確認生命体発見の報告が入る。

トライチェイサーに搭載されている警察無線で

その情報を得た五代は、現場へと急行する。

 

みのりの言葉で五代への協力を決意した桜子は

青い戦士に関する記述がないか古代文字の解読を試みる。

その記述を見つけた桜子は、五代と一条に連絡を入れるが

どちらにもつながらない。

その時、ラジオから未確認生命体出現のニュースが流れ

桜子は現場へ行く事を決意する。

 

一方五代は警官の抵抗を意に介さず暴れるズ・バヅー・バの前で

青いクウガに変身、そのまま交戦に入る。

前回の交戦と同じく、ズ・バヅー・バの機動力にはついていけるが

決定的な打撃を与える事ができない。

 

その時、警察の現場封鎖を突っ切って現れた桜子が

古代文字の解読結果を叫ぶ。

「水の心の戦士、長きものを手にして敵を薙ぎ払え!」

その言葉を浮けた五代は、近くにあった鉄パイプを手にすると

パイプはドラゴンロッドに変形。

有効な攻撃手段を得たクウガは、ドラゴンロッドで敵を圧倒。

トドメの突きを食らわせ、ズ・バヅー・バを撃破する。

 

 

EPISODE6感想

前回、今回と、桜子さんが

五代くんへの協力を決意する様子を

かなり細かく描いている。

単純に、五代くんの心配をしている事はもちろんだが

絶対的な正義に対する献身みたいなものではなく

自分が恐ろしい出来事に巻き込まれたくないという

非常に一般人的感覚をメインキャラクターに据えているのが

やはり従来のヒーロー番組とは一線を画していると言える。

 

また決意のきっかけとなる妹、みのりちゃんが

示し合わせたかのように、五代と同じく

「普通にしてればいいんです」というセリフを言うところが

兄への絶大な信頼感を感じさせて良いところだ。

 

そんなやり取りを経て、最後は警察の現場封鎖を突っ切ってまで

五代くんのサポートに駆けつける桜子さん。

まぁ、ズ・バヅー・バとの戦いの際に、桜子さんがかけた電話で

一条さんの携帯が鳴ってしまい、狙撃のチャンスを失うのはご愛嬌か。

それにしてもこの頃携帯電話ってバイブ機能とかサイレント昨日は

無かったのだろうか。それとも一条さんが迂闊なだけか・・

 

ドラゴンフォーム時は、ロッドを使う事もあって

中国拳法を意識してると思うのだが

素手の時も基本的な構えが変わるのがカッコいいな。

 

今回の名セリフ

「今までお兄ちゃん信じてダメだった事、一つもなかったから」

こういうセリフがさらっと出てきちゃうところ

みのりちゃんと五代くんは似た者兄妹だなぁ、という感じ。

兄に対する絶大な信頼感が凝縮されていて

五代くん、子供の頃からあんな感じだったんだろうな、と思わせる。

怪人査定 バッタ種怪人 ズ・バヅー・バ

攻撃力   5

防御力   3

スピード  6

特殊能力  7

知性    3

ビジュアル 3

 

 

初めてのゲゲル・・グロンギたちの殺人ゲームのプレイヤーである。

順調なゲゲルの結果に浮かれて酒を飲んで仲間を挑発したりと

不気味でありながらも、普通の人間ぽいところもあり

人類に近いながらも異質な存在として描かれている。

 

高層ビルの屋上まで一度で到達するほどの

驚異的なジャンプ力が特徴で

ゲゲルでは人間を高所から墜落死させるという方法をとっていた。

車を横転させ一条を下敷きにしようとしたり

トライチェイサー2000の突進を

真正面から止めるなど意外とパワーのある一面も見せていた。