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仮面ライダーBLACKRXには、結局何人最強の怪人がいたのか?

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仮面ライダーBLACK RXを語る際、何かと話題になるのが

やたらと最強の怪人が出てくる、という事である。

 

では、実際にどれほどの怪人が最強と銘打たれて出てくるのだろうか?

今回実際に全47話を視聴し、クライシス帝国で最強と呼ばれた怪人が何体いるかを調査してみた。

 

 

まず、結論から書いておこう。

作品内で、最強の名を冠して現れる怪人の数は全部で17体である。

仮面ライダーBLACK RXは全47話中幹部クラスを除いて44体の怪人がRXの敵として現れるので、実に3分の1以上が最強の怪人という事になる。

怪魔妖族スカル魔は雑魚扱い、ジャークミドラは幹部として含まず)

 

ひとまずリストアップしてみよう。

 

怪魔ロボット キューブリカン・・第2話「光を浴びて! RX」登場

1話において登場した怪魔妖族スカル魔は、その後も雑魚敵として何度も姿を現す。

そのためこのキューブリカンが実質的には一体目の怪人と言えるのだが、初っ端からいきなり最強である。

スカル魔の自爆攻撃を受けたRXの生死を確認するため地上に怪魔ロボットの派遣を命令するジャーク将軍。その命令を受けた怪魔ロボット大隊、機甲隊長ガテゾーンが言い放つ台詞がこれだ。

「俺が作った最強の怪魔ロボットキューブリカンを送り込んで、奴が生きてるならぶちのめす」

 

怪魔獣人 風の騎士ガイナギスカン・・第3話「RX対風の騎士」登場

2話に続き、3話にも最強の怪人が登場する。

クライシス帝国の四大隊長であるマリバロン、ガテゾーンのRX抹殺が失敗し、次にRX打倒へ名乗りを挙げたのが怪魔異生獣大隊、牙隊長ゲドリアン。

だが怪魔獣人大隊、海兵隊長ボスガンはそれを制してこう語るのだ。

「私は既に怪魔界から最強の戦士を呼び寄せているのだ」と。

ちなみに風の騎士というような二つ名を持つのはこのガイナギスカン以外には登場しない。また作中で何度か、ジャーク将軍が怪人に対して、「作戦成功者には騎士の位を与える」と約束するような場面がある。すでに風の騎士なる称号を得ているガイナギスカンは歴戦の勇者であると思われる。

 

怪魔ロボット ガンガディン・・第4話「光の車ライドロン」登場

3話に引き続いて、4話にも最強と名の付く怪人が登場。

前回風の騎士ガイナギスカンによって怪魔界へ引きずり込まれたRXはそこでクライシス人の科学者ワールド博士と出会い、光速で走る車、ライドロンの設計図を託される。

その事を察知したジャーク将軍ガテゾーンにRX打倒とライドロンの破壊を命じる。

そしてガテゾーンが呼び出した怪魔ロボットに下した命令がこれだ。

我がロボット大隊最強の戦士ガンガディン、お前はこれから地上に行き、RXもろともライドロンを爆破してこい」

また、ライドロン爆破に成功した(実際はニセモノだったが)ガンガディンを褒め称えるジャーク将軍の言葉にも、最強の文言が登場する。

「良くぞやったぞ。それでこそ怪魔ロボット大隊最強の戦士

 

怪魔獣人 ガイナガモス・・第5話「洞窟探検の落とし穴」登場

4話に続いて、5話にも最強の怪人が登場する。これで4話連続である。

やたらめったら最強の怪人が出てくるというイメージ(というか実際やたらに出てくるのだが)は、このスタートダッシュによるところも大きいと思われる。

RX、南光太郎が居候している佐原家の長男、茂や光太郎の友人白鳥麗子らがある山の洞窟探検に出かけた際、クライシス帝国の怪人ガイナガモスと遭遇。

そこで絶滅したはずの毒蛾ガイナンに刺されてしまう。刺されたものは1時間後には死ぬという強力な毒を持つガイナンだったが、研究用に残されていた血清が存在していた。

麗子から連絡を受けた光太郎は、その山へ血清を輸送する。

RXが洞窟に向かっていると報告を受けたボスガンは、自信満々にこう語る。

ガイナガモスはRXを上回る戦闘力を持った最強の戦士だ。まぁ、見てるが良い」

 

・怪魔妖族 武陣・・第7話「SOS! 友情の輪」登場

6話には最強怪人は登場しない。さすがに連続して最強怪人を出しすぎたと反省したかに見えたが、中1話で次の最強怪人が投入される。

初めて現れる怪魔妖族の最強怪人。

クライシス帝国が秘かに開発していた毒ガス衛星の設計図を盗み出した森田陽介の追跡命令を発したジャーク将軍に対し、マリバロンはこう語る。

「すでにわたくしは、怪魔妖族大隊最強の戦士武陣を地上に送り放ちました」

 

怪魔ロボット デスガロン・・第十四話「ひとみちゃん誘拐」

             ・・第十五話「ロボライダー誕生」登場

7話以降しばらく登場がなかった最強怪人であるが、RXの物語の中でも一つの重要なポイントとなる14~15話に一人の最強怪人が登場する。

カマキリモチーフのメタリックなボディは最強怪人の風格に相応しい。

事故により死亡したクライシス皇帝の娘、ガロニア姫の替え玉として、佐原家の娘ひとみが誘拐される。それを追跡するRXを撃退するため、ジャーク将軍は命令を発する。

ガテゾーンに伝えよ。最強のロボット戦士を選び、RXを迎え撃てとな!」

また十五話において、その身体の機能を利用され、RXを怪魔界に連れてきてしまったデスガロンを処罰(破壊)しようとするジャーク将軍に対しガテゾーンが助命を嘆願するセリフの中にも最強のフレーズがある。

ジャーク将軍、お待ちください。デスガロンは我が怪魔ロボット大隊最強の戦士です。何卒もう一度チャンスをお与えください」

対してジャーク将軍は、こう応えている。

「ならん! 例え最強の戦士であろうと重大な過ちを犯したものは処罰あるのみだ!」

 

怪魔ロボット ネックスティッカー・・第十六話「奇跡の谷の姫君」登場

怪魔界へ潜入し、ガロニア姫=ひとみを奪還するため奇跡の谷へ向かう光太郎の前に立ち塞がる怪人がネックスティッカーである。

実はこのネックスティッカー、本編では一度も最強とは呼ばれていない。

だが、十六話の予告編で政宗一成

「無敵ロボライダーに迫る最強ロボネックスティッカーの超パワー」

と煽りを入れている。

予告編だけで最強と呼ばれているのは、このネックスティッカーのみだ。

ちなみにロボライダーの愛機、ロボイザーと交戦した唯一の怪人でもある。

 

怪魔異星獣 アントロント・・第二十二話「シャドームーン!」登場

 怪魔異星獣大隊初めての「最強」はこのアントロントである。

強力な砂嵐でRXを苦しめるも、その打倒に失敗。業を煮やしたジャーク将軍はかつてのRXの宿敵、シャドームーンを新たな刺客として仕立てあげた。シャドームーンに協力するよう命令されたゲドリアンジャーク将軍にもう一度機会をと嘆願する。

「どうか今一度このわたくしにチャンスを! 現在あのアントロント最強の怪魔異生獣にすべく、強化育成を急いでおりますれば」

また、シャドームーンの活躍によってその地位を奪われる事を危惧したゲドリアンはRXとシャドムーンの決戦にアントロントを送り込み、二人をまとめて抹殺にかかる。

「一石二鳥とはこの事さ! 最強の異生獣となったアントロントの竜巻にかかり、地獄に落ちるがいい!」

自信満々のゲドリアンだが、もちろん失敗に終わってしまう。

また余談になるが、今回は数には入れていないシャドームーンも第二十一話の予告編で最強のフレーズをつけられている。

 「死の荒野に響く不気味な足音、最強、不滅の宿敵シャドームーンが帰ってきた!」

 

怪魔獣人 ガイナカマキル・・第二十五話「さそり座の花嫁」登場

クライシス皇帝に捧げる生贄に5人のさそり座の花嫁を手に入れる任務についたボスガンは同時にRX抹殺の作戦を決行。RXに堂々と宣戦布告するボスガンに付き従っていたのが、このガイナカマキルだ。名前からわかる通り、切れ味鋭いカマを使うカマキリモチーフの怪人であるが、獣人という言葉の意味が良くわからなくなる怪人でもある。

「これは怪魔獣人大隊の最強の戦士ガイナカマキル

と、ボスガンがRXに紹介するシーンで最強の言葉が登場している。

失礼ながら、見た目がかなり弱そう。

 

・怪魔ロボット メタヘビー・・第三十話「明日なき東京砂漠」登場

地球の人々を支配するために浄水場を破壊し、人々から水を奪い取ったクライシス帝国。山中に水の城を建設し、荒涼たる死の世界、怪魔界へ地球の水を転送しようと計画していた。

この水の城をRXから守らねばならない、と心配するマリバロンらに対しガテゾーンが自信満々に呼び出したのが、メタヘビーである。

「我が怪魔ロボット大隊の戦士、メタヘビーでございます。メタヘビーは1000度の熱の中でも自在に戦う事のできる最強の戦士です」

水の城へ潜入したRXは内部に作られた灼熱の部屋へと誘き寄せられ戦闘となるが、炎に強いロボライダーに変身されたため1000度の熱でも平気であるという能力も全く意味がなかった。

 

・怪魔ロボット シュライジン・・第三十四話「四国空母化計画!!」登場

登場は三十四話になるが、その存在は三十三話の時点で明らかになっている。

第三十三話「瀬戸大橋の決戦」において、瀬戸大橋を爆破する作戦が実行される。

その時、ガテゾーンジャーク将軍

 「ジャーク将軍、我が怪魔ロボット大隊でも現在最強の戦士を製作中です。ぜひ作戦に参加を」

と願うのだが、あっさりと拒否される。

そこでガテゾーンジャーク将軍と反目しているクライシス帝国の査察官、ダスマダーと手を組み、独自の作戦を実行しようとする。

その時のダスマダーとの会話の中に、最強の文言が見てとれる。

「既に我が怪魔ロボット大隊最強の戦士シュライジンも完成、動き出している」

また、四国を支える岩盤を破壊したうえで、超能力を持つ少年少女を誘拐しその念動力を増幅、利用する事で四国を空母化する計画が発令された際にも、ガテゾーンシュライジンが最強である事をアピールしている。

「我が怪魔ロボット大隊最強の戦士シュライジン。いよいよお前の出番だ!」

 

怪魔妖族 ウィル鬼・・第三十五話「光太郎指名手配!!」登場

怪魔コンピューターを使い警視庁のコンピューターに侵入、南光太郎をはじめ、クライシス帝国侵攻の妨げとなる重要人物を未解決事件のデータを書き換えることによって犯人にしたてあげる作戦を実行したマリバロン

逮捕された南光太郎を苦しめるために、その体内へと送り込んだ怪人が、ウィル鬼である。

ジャーク将軍へ作戦の経過を報告するマリバロンのセリフに最強アピールがある。

「お喜び下さい、ジャーク将軍。RXは今、体内に侵入した我が怪魔妖族大隊最強の戦士ウィル鬼の攻撃を受けて地獄の苦しみを味わっております」

怪魔妖族大隊で最強と呼ばれた怪人は、武陣と、このウィル鬼の二体のみである。

ちなみにこのウィル鬼、RXをかなり良いところまで追い詰めるのだが、トドメを刺そうと体内から心臓を突き刺すその一瞬だけバイオライダーに変身して攻撃を無効化するというとんでもない神業で敗れ去っている。

 

怪魔獣人 ガイナジャグラム・・第四十話「ユーレイ団地の罠」登場

怪魔獣人大隊最後の戦士となるガイナジャグラムはこの四十話の予告の段階で最強と呼ばれている。

「ゴーストタウンに乗り込んでいく光太郎たちの前に、最強の戦士ガイナジャグラムが現れた!」

ある団地に降って沸いたように現れるユーレイのうわさ。怯える住民達は次々に退去していくが、それは団地をクライシス帝国からの移民団を受け入れる住居にしようと企むクライシス帝国の策略だった。

その団地を調査しようと訪れたRXの姿を見て、ボスガンが命ずる。

「我が怪魔獣人大隊の最強の戦士ガイナジャグラム。お前の出番だ、RXを迎え撃て!」

また、RXの前に立ち塞がった際、ガイナジャグラム本人も

「俺は怪魔獣人大隊最強の戦士ガイナジャグラム。俺の攻撃を受けてみろ!」

と最強アピールをかましている。

実はこれだけ最強の怪人がいても、自分で最強を名乗る怪人は、このガイナジャグラムと後述するジャークミドラの2体しかいない。

ちなみにこのガイナジャグラムが、怪魔獣人大隊最後の怪人となる。

怪魔妖族大隊、怪魔ロボット大隊、怪魔異星獣大隊の最後の怪人は3者3様それぞれ様々な手でRXを苦しめるのに対し、ガイナジャグラムダスマダーがRXを追い詰める作戦に利用され、かなりあっさり敗れてしまう。

 

怪魔異星獣 ゲドルリドル・・第四十二話「四隊長は全員追放」

怪魔異星獣大隊最後の怪人となるゲドルリドル

実は怪魔異星獣も怪魔妖族と同じく最強と呼ばれた怪人は2体しかいない。

まずは予告編で最強の言葉が登場。

「最後にして、最強の怪魔異星獣ゲドルリドルに全てをかけた、ゲドリアンのRX抹殺作戦」

クライシス皇帝から送られた最終時計。それは、ジャーク将軍と四大隊長に送られた死の時限爆弾であった。最終時計の内部を赤い液体が満たす前に、RX打倒を果たして最終時計を消して頂かねば、と呟くジャーク将軍ゲドリアンがRXを倒すと宣言する。

「俺には最強の怪魔異星獣がいる! この日の為に育ててきたんだ! お任せを!」

ゲドリアンの細胞から作られたゲドルリドルは、あらゆる攻撃エネルギーを吸収しRXを追い詰めるが、功を焦ったダスマダーの乱入で抹殺は失敗。

RX抹殺作戦失敗の責任をゲドリアンに被せて最終時計を止めてもらおうと考えたジャーク将軍は、各隊長にゲドリアンの処刑を命令する。

逃げ出したゲドリアンはクライス要塞のエネルギーを自身の身体を通してゲドルリドルへ送り込む事によってパワーアップさせ、RX打倒を試みるも、エネルギー吸収時の僅かな隙を突かれて敗北。ゲドリアンもエネルギー負荷に耐え切れず消滅する。

口元に並ぶ非常に大きな牙が特徴だが、首が長く前方に垂れ下がっているため、噛みつき攻撃などは一度もなかった。

 

怪魔ロボット ヘルガデム・・第四十三話「敗れたり!! RX」登場

怪魔ロボット大隊最後の怪人が、このヘルガデムとなる。

ゲドリアンが死に、胸中に去来するものがあるガテゾーン

その様子を見たダスマダーガテゾーンのバイク、ストームダガーを強化するクライシスチャージャーを手渡す。だがそこに、ダスマダーの企みを感じ取ったガテゾーンは何が条件だ? と尋ねる。

ダスマダーの狙いはガテゾーンの作っていた怪魔ロボット、ヘルガデム

「お前の作り上げた最強の怪魔ロボットヘルガデムだ。ヘルガデムさえあれば、必ずやRXを倒し地球をクライシス帝国のものにできる」

ヘルガデムは確かに我がロボット大隊最強にして最後のスーパー戦士だ。俺の技術の全てを注ぎ込んだ傑作だ」

RX打倒に執念を燃やすガテゾーンは、ジャーク将軍に背く事になると知りつつ、ダスマダーと共同戦線を張る。この事によってガテゾーンは隊長の地位も剥奪されてしまう。

ヘルガデムはバイオライダーと同じく液状化して行動できるバイオロボット。バイオライダーの動きを完封し、デススモークによりキングストーンのエネルギーを封じるなどでRXを追い詰めたが、RX共に戦っていた超能力者、的場響子の放った矢で背中のタービンを破壊され、あと一歩で勝利を逃した。

さすがにロボット大隊最強の上に、スーパー戦士とまで形容されているだけに、かなり強力な怪人であった。

ちなみに最強の呼称を持つのは怪魔ロボット大隊所属が一番多く、その数は7体。

怪魔獣人が4体、怪魔異星獣が2体、怪魔妖族が2体。後述の最強怪人枠が2体と完全に頭一つ抜けている。仮面ライダーBLACKRXにやたらと最強怪人が出てくるのはガテゾーンのせいかも知れない。

 

最強怪人 グランザイラス・・第四十四話「戦え! 全ライダー」

             ・・第四十五話「偽ライダーの末路」登場

まず、紹介のテロップからし最強怪人の名を与えられているのがクライシス皇帝が地上に派遣した破壊兵器、グランザイラスである。4大隊長の下に仕えていない皇帝直属の怪人のため、新たなカテゴリー分けとしてその名が与えられている。

劇中で、クライシス帝国のメンバーから最強の名で呼ばれる事はなく、主にナレーションの政宗一成によって最強の名が語られる。

まずは四十五話の冒頭、「日本総攻撃を宣言したジャーク将軍の下にクライシス皇帝から強力な破壊兵器が送られてきた。それは、恐るべき最強怪人グランザイラスであった」

そして四十五話のラストでは「命をかけた仮面ライダーブラックRXの闘いで、最強怪人グランザイラスを倒し霊界怪人を退けた」とのナレーション。

更に四十六話の冒頭でも「最強怪人グランザイラスの爆発によって廃墟と化した街の中で、光太郎はジャーク将軍に対して激しい闘志を燃やしていた」と都合3度に渡って最強をアピールされている。

また、RX自身もグランザイラスと対峙した時に「最強怪人グランザイラス、勝負だ!」と叫んでいる。

さて、このグランザイラス、これだけの執拗な最強アピールに恥じない実力を持っている。巨大な火の球に変身しての攻撃や、ロボライダーの装甲を切り裂く鉤爪などの高い攻撃力はもちろん、10人ライダーの総攻撃をものともしない防御力など、全く隙の無い怪人である。

極めつけはRXの必殺技、リボルケインが通用しなかった作中唯一の怪人である事。

最終的にRXはバイオライダーとなって体内に入り込み、内部から破壊する事でグランザイラスを攻略した。

 

最強怪人 ジャークミドラ・・第四十六話「ライダーの総突撃」登場

度重なる失敗で処刑寸前であったジャーク将軍は、最後のチャンスとしてクライシス皇帝から新たな力を授けられ、最強怪人ジャークミドラとして生まれ変わる。

ジャーク、余はそちに最後の機会を与えよう。そちは最強怪人ジャークミドラとしてRXを打ち倒せ」

クライシス皇帝の命により出撃したジャークミドラは、佐原家の子供たち、茂とひとみ

に狙いを定める。抵抗する佐原夫妻を無慈悲に殺害し、子供たちを捕らえようとするジャークミドラの前に、V3、ライダーマン、アマゾン、Xらの仮面ライダーが立ちはだかる。何者だ? と問われたジャークミドラは答える。

「俺はクライシス皇帝直属の部下、最強怪人ジャークミドラ

怪人状態では性格にも変化が見られ、ジャーク将軍の一人称は、普段「わし」「余」などを使うが、ここでは「俺」を使用している。

佐原家の子供たちを救出し光太郎の下へ届けた仮面ライダーXも

「敵はクライシスの最強怪人ジャークミドラ、恐ろしい相手だ」

と、最強の呼称を使用している。

そしてジャークミドラとの決戦、対峙したRXは 

「クライシス帝国最高司令官にして最強怪人ジャークミドラ、貴様たちに地球は渡さん!」

と、叫ぶ。

 

以上が仮面ライダーBLACKRX、本編中に登場した最強怪人たちである。

 

この中から実際の最強怪人NO.1を考察したのが下記の記事である。

お時間のある方は併せてお読み頂ければ幸いだ。

  

blog.owlowl72.com

 

 

全くの余談であるが、仮面ライダーディケイドRX編(26話)でもクライシス最強を名乗る怪魔ロボット、シュバリオンが登場している。