仮面ライダー・スーパー戦隊、全部見る!

タイトル通り、全部見ます!

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #2「国際警察、追跡せよ」

 

ストーリーガイド

港の倉庫で、ルパンコレクションを持つ怪人

ガラット・ナーゴを追い詰めたルパンレンジャー。

 

そこに到着した国際警察の三人は

ルパンレンジャーと同じVSチェンジャーを用いて

警察戦隊パトレンジャーへと変身する。

 

二つの戦隊、そしてギャングラーと

激しい三つ巴の戦いが続く中で

パトレン1号が、ガラット・ナーゴに

トドメの一撃を加えようとするが

ガラット・ナーゴの持つルパンコレクションを回収していない

ルパンレッドは、必死にそれを阻止する。

 

混乱の最中、ガラット・ナーゴは姿を消してしまう。

ルパンレンジャーを逮捕しようとするパトレンジャー。

だが、ルパンレンジャーは、ダイヤルファイターを使い空へと逃走。

対抗してパトレンジャーもトリガーマシンを用いて追跡を開始する!

 

 

(プロローグのみ。ネタバレに配慮して、続きは後日に追記します)

#2感想

 

 

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー

待望の2話目であるが、今回も一話同様、目まぐるしく展開する話と

出し惜しみ全く無しの贅沢な作りとなっていて、非常に満足。

 

まずはVSの名に恥じないVSビークル同士の追跡戦。

ド派手でギミック盛りだくさんの戦闘は、息付く暇を与えない。

今年はCG多用でいくのかな~。序盤だけかも知れませんが。

しかし、空のルパンレンジャーと陸のパトレンジャーでは

やはり警察側、分が悪い。

独立して逃げてるルパンレンジャーに対して

追うパトレンジャー側が何も言わなくても協力している所が

両戦隊の個性を際だたせていて、見事な見せ方だ。

無茶苦茶やっておいて、ラストは

あと一歩のところで海に水没するパトレン1号というのも

実にそれらしくて良い。今年のレッドはバカ枠だろうか・・

と思わせておいて、意外と状況を良く見てたり

ひとまずギャングラーが一体倒された事で

納得したりと言う部分もあるのが面白い。

 

また、ルパンレンジャー側は己のパトレンジャー側が

職務という一本の柱でまとまっているのに対して

ギャングラーに対する復讐的テーマを持つ魁利、透真に対して

大事な人を取り返せればそれでいいと

考える初美花にずいぶんと温度差がある。

 

その後、手掛かりを探しに現場に戻った魁利は

朝加圭一郎が被害者の宝石店の関係者に謝罪している場面に出会う。

ここでも、約束というキーワードが出てくる。

凶悪犯を倒す、市民を守る、という警察組織と市民との約束だ。

彼らもまた、約束を心に秘めているのだ。

 

兄、恋人、友人とそれぞれ大切な人が

氷漬けにされた上、目の前で砕け散ってしまった

ルパンレンジャーの三人は、そこでコグレと出会う。

コグレはVSチェンジャーを託し

ルパンコレクションの回収を要請する。

ルパンコレクションの秘めたる力を使えば

消えてしまった大切な人も取り返せると言うのだが・・

どうだろう、現時点でアレコレ言うのは早いが

警察機構に同じ物が渡っている時点で

何か別の意図があるようにも思えてしまう。

 

その後、街で暴れるガラット・ナーゴが出現し

ルパンレンジャーはあっさりルパンコレクションを回収。

ここで、パトレンジャーも現場へ駆けつけ

ようやく変身バンクをお披露目。

胸元の模様がネクタイの様にふわっと動くのがいい。

結局ルパンレンジャーは

パトレンジャーに花を持たす形で退却するが

ルパンブルーはやっぱり不満そう。

それにしてもパトメガボーはちょっと反則ではないだろうか。

必殺技はまさかの合体、パトレンU号に融合しての一撃ストライク!

 

ルパンレンジャーがルパンコレクションを回収する事によって

ガラット・ナーゴは爆発攻撃を使えなくなっている訳で

間接的にパトレンジャーに協力する形になっているのも面白い。

刑事ものなら鉄板ネタの、松田勇作「なんじゃこりゃあ~」も

オマケにつけて、お腹一杯だ。

 

と言いたいところだが、まだまだ許してはくれない。

ここからルパパト初の巨大ロボット戦に突入。

なるほど、グッドストライカーをメインのボディとして

ダイヤルファイターが腕や顔パーツになる感じ。

グッドストライカーは中立の立場で状況によって

パトレンジャーと合体したり

ルパンレンジャーと合体したりする形になりそうだ。

 

そして、ロボ戦はまたしてもCG多用の展開に。

派手で凄くいいな、とは思うんだけども

この感じが最後の方まで続くのか

予算が尽きるのが早いか・・注目。

野暮な事を承知で言いますと、派手すぎて

街の被害が大きすぎるw

 

さて、ラストシーンは快盗のアジトでもある

レストラン「ジュレ」にパトレンジャーが三人が

乗り込んでくるのだが・・

 

気になるヒキだが、さすがにミスリードというか

ただ単に飯を食いに来ただけとか

そういうオチの様な気はしてくる。

まだ、正体がバレるには早すぎるのではないだろうか。

しかし、非常に密度の濃い話でした・・。

 

怪人査定 ガラット・ナーゴ

攻撃力   5

防御力   4

スピード  4

特殊能力  7

知性    5

ビジュアル 6

 

怪人、ガラット・ナーゴは猫モチーフ。

肩のデザインが肉球になっているのが何かカワイイ。

所持しているルパンコレクションは

「私に火をつけて」というライター。

腕を4本に増やす事もできる。

 

強力な火炎と爆発攻撃で

ルパンレンジャー、パトレンジャーと交戦するが

ルパンコレクションを奪われた後は

打撃力不足であっさり敗れる。

巨大化時には、腹部から大量のミサイルを放つ。

 

今回、名前は不明ながら、ギャングラーの相当実力者と思われる

怪人が登場している。人々を氷漬けにして粉砕する

ルパンレンジャーたちのカタキとも言うべき怪人だ。

オープニングにも登場し、佇まいから只者ではない雰囲気を纏っている。

本格的な登場が楽しみだ。